 
            専門 スポーツ科学、スポーツ医学、トレーニング科学
            ★教員の研究内容 
            1)アスリートのスポーツ障害の予防,
            2)ホリスティックコンディショニングTMを用いた競技力の向上
            3)筋腱複合体の臨床的な機能評価方法の検討
            アスリートのサポート活動より得られた臨床の視点と研究の視点を活かし、「スポーツ選手のコンディショニングとスポーツ障害の予防」を主テーマとして研究を行っている。
            ★代表的な研究業績、社会活動など
             アスレティックトレーナーとして国際レベルのアスリートを含む選手の健康管理および学生の教育に携わっている。またライフセービング活動をライフワークとし、人命救助、海浜を利用した社会活動に携わる人材を多く育てている。
            ■日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA公認-CSCS、JHCA公認-ホリスティックコンディショナー、JLA公認サーフライフセービングインストラクター。
            ■スポーツ医学、体力科学分野を中心に論文を執筆
            ★教育指導内容
             「生きる戦略」を自らで立案し、実行していくための道具としてのスポーツ科学を探究していきます。 スポーツ科学、すなわち人間の心と身体の仕組みとその「可能性」を学ぶことで、生きるための知識と理論と実践力を養い、
            まずは自らの人生を熱く輝かしいものにすることから始めましょう!授業は実習を中心とし、トレーニング実習、コンディショニング実習、 スポーツ医科学実習、自然体験実習を行っていきます。授業と実習ではタブレット端末、ノートPCをフルに活用します(各自購入のこと)。
            また各自ネット環境の構築が必須です(初回授業時に方法提示)。木曜3、4限連続でMCHトレーニングルームで授業を行います。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
             ■子どもの投球動作の特徴と発育段階の関連性 ■投球時の肩の違和感と痛みの境界はどこにあるのか ■香りが運動パフォーマンスへ与える影響 ■携帯電話の利用が運動パフォーマンスに与える影響
            
            ★指導方針
             この分野や机上の理論だけでなく、自らで体験することが大事です。たとえば、自然の中で生きてみる、限界を経験する、自分を知る、ガンガン身体を鍛える、
            これが研究室の基本指導です。そしてもうひとつは、経験を自分の言葉で人に説明すること。実習→レポート→プレゼンテーションが何度も何度も課されます。
            最終的にはすべての事象を医科学的な探究の方法の基本を習得するための卒業研究に繋げていきます。修得したものを実際に使える知恵とするために、 当研究室の学生には、積極的にスポーツを行うことや、体育・スポーツの指導に関わること、もしくは何か熱心に取り組めるものを探すことを求めます。
            
 
            専門 歴史学
            ★教員の研究内容
            ・専門は中国古代史です。秦の始皇帝や項羽・劉邦などの時代をメインに、文字で書かれた資料だけでなく、モノ資料の活用や、現地での調査も重視しながら研究をしています。戦国から漢初にかけての長江流域における政治・社会・文化の変遷が古代帝国の誕生に果たした役割を解明することがテーマです。
            
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・「江浙地区出土「楚墓」の再検討 -楚の江東進出との関わりから-」、『日本秦漢史研究』18、2017年11月
            ・「韓信故里からみた楚の東漸 : 江蘇淮安市運河村一号戦国墓の検証を中心に」、『史林』98-2、2015年3月
            ・「曹沫像の変遷 : 賢人から刺客へ」、『国士舘人文学』47、2015年3月
            ・日本秦漢史学会理事(2014~2017)、東洋史研究会編集委員(2008~2013)
            ★教育指導内容
            「歴史総合」の新設に代表されるように、歴史教育はいま大幅な変革期を迎えています。本ゼミでは、履修者自身の興味・関心にもとづきながら、 歴史に対する理解を深め、新しい歴史教育のあり方に充分に対応していくことのできるスキルを身につけることを目標としています。
            歴史はどうやって叙述されるものなのか。叙述の仕方でなにが変わるのか。 そもそも歴史からはいったいなにが学べるのか。こうした観点から、各自の興味・関心を極めていってもらいたいと思います。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            「世界史を動かしたお茶――お茶の歴史からみた「歴史総合」の実践と課題」・「ジェンダー史から見なおす歴史の教科書」・「世界史の視点で教える日本の歴史」などの歴史教育に関するテーマや、
            「古代中国における足切りの刑――どこを切ったのか」といった個々の歴史的事象に関するテーマなど。
            ★指導方針
            歴史を学ぶ意味・研究する意味には、様々なものがあります。本ゼミでは、歴史を単に過去の出来事を知るだけの学問にしてしまうのではなく、 現代社会に活かすことのできる学びにすることをモットーに、自ら調べ、考え、そして発信していくことのできる力を養うことを指導方針としていますが、
            一番大切にしたいのは、皆さんの歴史に対する興味・関心、「おもしろい」と思う気持ちです。 「おもしろい」ことを存分に追求できることの醍醐味を、ぜひ皆さんにも味わってもらいたいと思います。
            
 
            専門 教育心理学、学習心理学、障害児者心理学、発達障害、読み書き障害、高次大脳機能障害、認知神経心理学、実験心理学、臨床心理学、生涯発達心理学
            
            ★教員の研究内容
            1)学習障害の中核である発達性ディスレクシア(発達性読み書き障害)の機序と支援に関する研究、 2)ADHDや発達性協調運動障害などの発達障害全般に関わる検査法およびスクリーニング法の研究、
            3)様々な障害の受容、社会と障害児者の関わりを中心とした障害児者心理学の臨床心理学的研究、 4)大脳機能障害による小児と成人の高次脳機能に関する認知神経心理学的研究、
            5)小児と成人における文字の読み書きに関する眼球運動研究やボイスキーによる実験心理学的研究 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            1)標準抽象語理解力検査(インテルナ出版)
            2)小学生の読み書きスクリーニング検査-発達性読み書き障害(発達性dyslexia)検出のために-(インテルナ出版)
            3)就学前年長児における就学後の読み困難を予測する確率とその限界-スクリーニング検査としてのRapid Automatized Namingの有用性(脳と発達)
            私は言語聴覚士あるいは臨床心理士として長い間障害を持った方々に関わってきました。
            ★教育指導内容
            障害は人間の大脳の働きが局所的に十分働かないことにより生じる場合があります。このような考え方は教育心理学、学習心理学、認知心理学、神経心理学などの
            様々な領域の心理学を通して検証されています。このような脳の働きを考えつつ「障害学」をテーマに様々な心理学的な知見を参考にデータに基づいた科学的な障害支援
            あるいは人間支援に取り組む姿勢を学びます。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ■高校生の制服に対する意識■高齢者が老後の暮らしから感じる主観的幸福感とは何か■大学生における友人への信頼感と学校適応 ■シルエットによる線画同定の認知方略の相違
             ■幼児の対角線の認知的発達について ■立方体透視図の模写を規定する認知的発達過程に関する研究 ■大学生の漢字と仮名の読みやすさに相違はあるか-音読潜時からの検討
            ★指導方針
            実際に様々な場面で自らがデータを集め教育臨床の場に出て行くという姿勢を大切にしたいと思います。 また、自分が調べてみたいテーマを基に研究計画を考える過程を尊重します。データ解析に必要な統計学的な指導や基本的なPC操作の熟達度を上げることなども目標にしたいと思います。
            
 
            専門 人格心理学,発達心理学,社会心理学,進化心理学
            
            ★教員の研究内容
           ・性格や知能,価値観など,私たち一人ひとりの違い(個人差)について研究しています。個人差はどのような要因によって形成され,
生涯にわたってどのように発達し,社会の中のどのような事がらと関わりを持つのか,量的な研究手法を通じて明らかにしようとしています。            
★代表的な研究業績、社会活動など
・Genetic and environmental correlations between the General Factor of Personality (GFP) and working memory, 2021, Personality and Individual Differences, 183,111125.  
・Cross-sectional age differences in the Dark Triad traits in two Japanese samples, 2020, Psychology and Aging, 35, 91-96.  
・Personality change in adolescence: Results from a Japanese sample, 2015, Journal of Research in Personality, 57, 32-42.  
・文部科学省 21世紀出生児縦断調査 (平成13年出生児) 研究会 専門委員(2016~),Japanese Psychological Research・教育心理学研究・パーソナリティ研究 編集委員(2022~),  
            ★教育指導内容
            ゼミでは、人格心理学や発達心理学に関連する内容を中心に,広く履修生の興味・関心に合わせながら学んでいきます。
テーマに合わせた文献を探して読み,調査の計画を立て,実際にデータをとり,データを統計的に分析し,その分析結果を解釈することを行います。
授業を通じ,人のこころの多様性について関心を持ち,理解を深めていけたらと思います。
★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
「社会的達成目標と友だちグループへのアタッチメントの関連」・「どのような人が占いを信じるのか:占い信奉傾向尺度の作成を通じて」
・「協同学習における動機づけ調整方略と批判的思考態度との関連:社会科学習におけるアクティブ・ラーニング型学習による媒介」など,
教育や発達,個人差に関係する心理学的なテーマ全般。
★指導方針
私たち一人ひとりの違いは社会をとても面白いものにしています。個人差について学ぶことで,人間の振る舞いの複雑さと多様性について気づいてもらえたらと
思います。指導においても,一人ひとりの個性を重んじた指導をしていきたいと考えています。
            
 
            専門 道徳・市民教育 教育思想
            ★教員の研究内容 
            道徳・市民教育
            教育思想
            学校教育
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            デュルケーム道徳教育論の一考察
            非営利教育機関(株式会社立学校)の考察
            藤沢市社会教育委員
            ★教育指導内容
             教育学演習1では、市民・公民教育を考える手がかりとして、平和と教育の問題を扱いたいと思います。平和の問題が取り沙汰される今日、 あらためてそれにかかわる教育の重要性がいわれるようになってきています。ここでは、現実や歴史的事実を踏まえつつ、
            国際的な紛争や子どもを中心とする人権問題などにも触れながら、偏狭な視点にとらわれない平和の在り方、そのための重要な意味をもつ教育について考えたいと思います。
            教育学演習2では、受講生によるテーマの設定と発表・それに関する討論をもとに進めていきます。
            
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            平和教育や人物研究など、幅があります。必ずしも平和と教育に限定されているわけではありません。 たとえば“子どもの社会力を育む環境としての山村留学に関する一考察―「育てる会」を手がかりとして”“フェアトレードと教育についての一考察”
            “男らしさのこれからのあり方について―ジェンダーから考える男らしさ”“長岡空襲に関する平和学習の一考察―地方紙の平和学習の有用性” “学校給食と地産地消についての一考察―茨城県つくば市の実践を手がかりに”など。
            
            ★指導方針
            基本的には、設定されたテーマに関する発表や討論という形式で進めていきます。
            
 
            専門 生徒指導・教師教育 
            ★教員の研究内容
            ・学ぶ内容が自分ごとになっている(自己関与性の高い)学習環境のデザイン
            ・学ぶ必要性が明確な(学習の必然性がある)学習環境のデザイン
            ・子供の実態に合った性教育の学習環境のデザイン
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            【研究業績】自己関与性の拡張を目指した性教育の学習環境デザイン,2015,思春期学,33(4),pp410-420、        高校における性感染症予防授業の性別により受け取り方の差,2016,思春期学,34(1),pp1-12  
                 【社会活動】非行少年への学習支援ボランティア活動で神奈川県警より感謝状の授与(2015)、 日本認知科学会研究分科会(教育環境のデザイン)事務局(2016〜)
            ★教育指導内容
            理論と実践の往還ができる教師を目指します。教育実践者としてだけでなく、研究者としても現場にでていって欲しいからです。
            3年生:理論を学びながら、仲間と議論し、自分の考えを相手に伝える力・他者の考えを汲み取る力を養います。
            4年生:学んできた理論を基に、現場にでて実践研究をします。その成果を卒業論文としてまとめます。 
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            はじめまして!
            初年度なので、これまでに指導した卒業研究テーマを示すことはできませんが、みなさんが現場の教員になったときに役立つ研究を一緒にやっていきたいと考えています。
            ★指導方針 
            みなさんの学びを支援・応援していきたいと思っています。教師として教壇にたっていく未来のみなさんと、 よりよい授業づくりを目指して一緒に学んでいきたいです。みなさんの気持ちと学びを支えていく上で、
            私が大切にしていることを以下に4つ挙げておきます。これからどうぞよろしくお願いします。 
               あたまで:理論を頭で理解し、知識を身につけること 
               いっしょに:仲間を大切にし、みんなでとりくむこと 
               こころから:楽しい、やってみたい、もっと考えてみたい、と動機づくこと 
               からだで:実際に身体を動かして、パフォーマンスできること 
            
 
            専門 スポーツ社会学 地域社会学 
            ★教員の研究内容 
            地域スポーツ論
            海外スポーツ選手の暮らし
            地域づくりとスポーツ
            障がい者・高齢者とスポーツ 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            地域社会(特に農山村)とスポーツの関係を暮らしの視点から分析しています。また、近年は東南アジアにおける日本人サッカー選手の暮らしについても調査を進めています。
            その他、社会福祉士として障がい者・高齢者のスポーツ活動の支援を行っています。社会教育・社会体育に関するベンチャーNPOの設立・運営や民間企業との協同による
            公共施設の指定管理事業にも取り組んでいます。
            ★教育指導内容
            「現場でものを考える」をモットーに、様々な社会調査を実施します。「当たり前」と思っていた社会(暮らし)とスポーツの関係を問い直し、 先行的な知見と比較しながら(理論的検討を踏まえ)、新たなスポーツの可能性について考えます。授業の前半では、「調査計画の作成」「調査の実施」
            「分析・考察」「発表・討論」を行い、後半では「文献講読」「理論的検討・ディベート」を行います。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            「スポーツ選手のライフコース」
            「スポーツと地域づくり」
            「福祉とスポーツ」
            「社会教育・社会体育の指定管理者制度と事業」
            ★指導方針
            「現場」に出ることを厭わず、何事にも興味関心を持って臨んでほしいです。教育やスポーツの意味を幅広くとらえ、 自分なりの考えを身に付けてほしいと思います。ゼミ生全員が協力して「居心地がよく、かつ、切磋琢磨できる」環境を作り上げていくことを期待します。
            
 
            専門 教育相談 
            ★教員の研究内容 
            大学生ボランティア(メンター)による中学生への教科指導補佐、心理的な悩み相談、部活指導によって、大学生自身がボランティア経験から何を学びどのように成長できるか、
            また中学生が大学生から支援を受けることでどのように学習への意欲や心理的幸福感に影響するかについて研究しています。またスポーツ傷害によりリハビリ中に経験される心理的反応や、
            アスリートとしてのアイデンティティを断念した青少年の心理的回復プロセスについても、ゼミとしてプロジェクトを立ち上げ行っています。  
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            論文:桜井美加 2013 大学生ボランティアが経験する中学校におけるメンタリング-中学生の心理的ウェルビィーングへの影響ー    国士舘人文学研究第4号,1-28. 国士舘大学文学部人文学会
            学会発表:桜井美加 2014 思春期版メンタリング関係性尺度作成の試み 日本心理学会第78回大会
                 桜井美加 2013 思春期版人間関係健康性尺度作成の試み 第46回日本カウンセリング学会大会
            ★教育指導内容
            自分が中学生や高校生だったとき、たとえばスポーツで怪我をしてレギュラーをはずされて焦りを感じたり、 部活そのものを断念せざるおえないなどの心理的悩みをもった人はいると思います。そのような子どもたちの心理的葛藤をどのように理解し支援していくことが望ましいか、
            将来教職につくことを目指す人たちと一緒に学んでいきたいと考えています。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ・スポーツ競技不安およびメンタルトレーニングが心理的競技能力に与える影響
            ・思春期の子どもが経験するスポーツ傷害による心理的立ち直りのプロセス
            ・大学生ボランティアによる部活指導サポートによる中学生への心理的効果
            ・中学校におけるスクールカウンセラーの役割と機能
            ★指導方針
            お互いに気持ちよくあいさつをかわし、助け合いながら勉強や研究を行う。「前向きに努力しつつ、人には親切に」というポジティブ心理学の共通理念を掲げ、
            人間教育も含めたゼミを目指します。 
            
 
            専門 教育方法学
            ★教員の研究内容 
            (1)ドイツ教育方法学説史、特にノールの「教育的関係」論やナトルプの社会的教育学を中心に
            (2)小中一貫教育と子どもの学力向上
            (3)学習指導原理、例えば学力や体験等、よく知られた概念のとらえ直し
            (4)学校における子どものウェルビーイング 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            論文「ギーゼッケの『教育の終焉』に見る世代関係としての『教育的関係』の変容」、「ドイツにおける『教育的関係』論の展開」、「戦後日本における学力論の変遷」、「宮崎県小林市の小中一貫教育構想」、「キー・コンピテンシーとwell-being」、編著書『小中一貫・連携教育の実践的研究』など。
            いくつかの学会で機関誌編集業務に携わるとともに、小林市小中一貫教育推進協議会や小林市「協働の学校づくり」推進協議会の会長、 神戸市小中一貫教育研究アドバイザーをはじめとした各種委員、さらには教員免許状更新講習講師、国立民族学博物館共同研究員、放送大学客員教員等を歴任してきた。
            ★教育指導内容
             教育方法の理論と実践を中心に学習します。2016年度春期は、授業改善とカリキュラムマネジメントを軸とした学校改革の取り組みに関する書物に検討を加えます(予定)。
            もちろん関連する学術的な成果も参照します。秋期は、各自の研究上の関心に即しながら授業を進めます。
            ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ・「デューイの教育方法論」
            ・「授業中の予想外場面における教師の意思決定の様相」
            ・「小中一貫教育に関する研究-鹿屋市立花岡学園の実践」
            ・「離島小規模校の教育実践に関する研究-長崎県五島市のケースに着目して-」
            ★指導方針
             学生の皆さんには、いわゆる「教職教養」には容易に回収されないレベルでの、一定程度アカデミックな教育学的素養を身につけてほしいと思っています。
            
 
            専門 教育保健学、養護教諭教育学、養護教諭実践論 
            ★教員の研究内容 
            ・養護教諭の実践研究
            (保健室経営、健康教育、養護教諭の活動過程など)
            ・学校保健及び養護教諭の制度・歴史
            ・養護教諭の教育的機能 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・論文「養護教諭の歴史とアイデンティティに関する研究」「養護診断開発の方途とシステムに関する研究」など
            ・著書「養護教諭―毎日の執務とその工夫」「保健室経営マニュアル」など
            ・日本養護教諭教育学会常任理事(学術担当)/ 日本教育保健学会理事 / 日本養護教諭団体連絡会委員
            ・東京都、神奈川県・横浜市等の養護教諭研究会への指導助言など
            ★教育指導内容
            養護教諭や学校保健に関することをテーマとして、文献購読、ディスカッションを通して考えを深めます。また各自のテーマに応じて関連する論文を読んでディスカッションしたり、
            論文作成の方法も学びます。
            希望に応じて保健の模擬授業を行ったり、保健室の見学に行ったりもしています。養護教諭向けのセミナーや研究会の紹介、その他養護教諭に関する情報提供もしています。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ○発達障害のある児童への養護教諭の関わり       ○養護教諭の行う保健教育
            ○喫煙防止教育の必要性                ○保健室の応急手当におけるヒヤリ・ハット
            ○保健室頻回来室生徒にとっての保健室の役割      ○高等学校の保健室の在り方について
            ★指導方針
            基本的に一人職である養護教諭は、着任したその日から一人で仕事ができることを期待されます。そのためには豊かな教養を身につけるだけでなく、 進んで人とかかわり情報を集め、自分で考え行動する力が必要です。できるだけ早い時期から学校現場の実務を一つでも多く経験できるよう積極的に活動してください。
            本気で採用試験合格をめざす人への支援は惜しみません。同じ目的をもつ学生同士、励まし合い切磋琢磨できる仲間づくりを期待しています。
            
            
 
            専門 哲学 倫理学
            ★教員の研究内容 
             ・古代ギリシャ哲学(特にプラトン、アリストテレスの倫理思想) 
             ・古代ギリシャにおける弁論術理論(レートリケー) 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・(論文)『パイドロス』における弁論術
            ・(論文)「アリストテレス著『弁論術』における「トポス」概念」
            ・(論文)プラトン著『ソクラテスの弁明』考
            ・(翻訳)『アレクサンドロス宛の弁論術』(岩波『アリストテレス全集18』所収)
            ★教育指導内容
            「演習」では哲学・倫理学の名著(日本語訳)を共に講読し、哲学・倫理学書の読み方を学びます。 「卒業論文」では、学生さん自らが選んだ一冊の本(哲学・倫理学の名著)を徹底的に読み込んでその「思想的核心」を取り出して貰います。
            本の選び方、読み方、論文の書き方については丁寧にサポートします。 
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例
            プラトン著『ゴルギアス』について アリストテレス著『ニコマコス倫理学』について アウグスティヌス著『告白』について J.S..ミル著『自由論』について ニーチェ著『道徳の系譜』について
            ★指導方針
            哲学や倫理学をたんに知識として学ぶのではなく、それぞれの名著の著者である哲学者や思想家たちと共に悩み、 共に考えながら研究を進めていくことで、哲学的なものの見方・考え方を身に着けることができればと思います。
            
            
 
            専門 体育科教育学,スポーツ教育学 
            ★教員の研究内容 
             ・よい体育授業の条件に関する研究
             ・各運動領域の教材づくり
             ・体育授業中の教師の行動/学習者の行動についての分析
             ・体育授業を中核に据えた学級集団づくりについて
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・陸上運動(競技)の教材づくり・授業づくり.高橋健夫他(編著)新版 体育科教育学入門.大修館書店,2010.
            ・体育授業と学級経営の関係についてのアクション・リサーチの試み―M学級の1学期の取り組みから―.体育授業研究12,2009.
            ・体育授業と学級経営の関係についての実証的研究.平成16・17年度文部科学省科学研究費(若手研究B)研究成果報告書.2006.
            ・開脚跳びの習得に有効な運動のアナロゴンになりうる練習課題についての検討.スポーツ教育学研究21,2001.
            ★教育指導内容
             学内での演習に加えて,実際の学校現場にも足を運びながら,子どもたちにとってよりよい体育授業のあり方について,理論と実践の両面から考えます.
            具体的には,「テキストの読解」「教材づくり」「模擬授業」「授業観察」「各自のテーマについてのプレゼンテーションおよびディスカッション」などを行います.
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ・体育授業と学級経営の関係についての事例的研究 、  ・教員志望学生の「授業を観る眼」に関する研究 ・子どもの体力向上に向けた校内研究についての事例的考察、
            ・ワンキャッチバレーボールの学習成果についての研究、 ・小学校・中学校におけるゴール型ゲームの授業分析
            ★指導方針
             特に,教員を志す学生さんにとって,将来的に役立つような「実践的力量」の形成を意識し,学内での理論的な学習に加えて, 学校現場へ赴いての実践的な活動も行いたいと考えています.そのような取り組みを通して.ゼミ生全員が協力的に,ひとつの成果に向かって取り組めるように,
            内容を考えていきたいと思います.
            
 
            専門 教育行財政、教育法、教育経営
            ★教員の研究内容  特に学校の安全や危機に関する問題(学校事故、防犯、防災、いじめ等)について、教育法や教育政策・教育経営の視点から研究を行っています。
            学校安全は子どもの教育を受ける権利(日本国憲法26条)を守る上で重要なテーマです。子どもの権利と学校安全の保障に向けて、 どのような法政策形成や制度構築、実践が求められるのかについて他大学の研究者と共同研究を行っています。
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・共編著:『学校安全ハンドブック』(草土文化・2009年) 編集:『ハンディ教育六法』(北樹出版・2016年)など
             共著:『ガイドブック教育法』(三省堂・2015年) 共著:『コンメンタール教育関係法』(日本評論社・2015年)など
            ・社会活動:世田谷区立烏山北小学校及び烏山中学校の学校運営委員会委員(現職)、国立市子ども総合計画審議会副会長(現職)、 足利市立中学校生徒の就労に係る死亡事故に関する第三者調査委員会専門調査員(2014年6月まで)
            ★教育指導内容
             昨年度の春期は『学校経営』(学事出版、2012年)のゼミ生による要約の発表と討論、秋期は卒論の準備として個々のメンバーが問題関心のあるテーマをもとにした発表、
            3年生による模擬授業、中野区教育委員会への訪問調査を行ったりしました。また、研修旅行は4年生と合同で大分・別府、福岡県福岡市を訪問しました。
            今年度も学生の主体性を中心にしつつ、昨年末に矢継ぎ早に出された教育政策に関する答申等の検討や学外施設見学や研修合宿の計画・実施を進めていきます。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            <2015年度卒業生> *学校教育における教師の対応力  *未成年者喫煙抑制の徹底を目指して  *虐待としつけの境界とは-虐待に陥る要因・実態の考察から考えて
            *教育委員会制度の比較からみる教育委員会制度の在り方  *PTAの現状と今後の課題 *学校給食のはじまりと今日的課題  *ドラマ『3年B組金八先生』と学校現場における問題の歴史
            <新4年生>義務教育段階の学校教育の意義、静岡県浜松市や千葉県市川市における学校の防災問題、インターネット社会と子ども・教育をめぐる問題、ICTを活用した学校教育の在り方など
            ★指導方針
            自分の問題指揮や意見等を積極的に表明し、それらを同級生や上級生等との意見交換を通じて、知的好奇心や思考力、表現力をさらに高めていけるような “個を尊重した協働ゼミ”を目指して指導をしていきます。
            
            
 
            専門 知的障害教育学・福祉学 
            ★教員の研究内容 
            ・知的障害教育の教育課程・指導法
            ・インクルーシブ教育
            ・知的障害教育史・福祉史・制度
            ・知的障害特別支援学校で11年間、教員として勤務してきました。 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・知的障害特別支援学校に通学する児童・生徒の移動ニーズの分析―移動指導プログラム検討のための予備的調査として―.障害科学研究第43巻.2019年.
            ・1940年代ニューヨーク市公立学校精神遅滞学級における「職業教育(Occupational Education)」の理念とコア・カリキュラムの実態.障害科学研究第40巻.2016年.
            ・1910年代半ばから1930年代ニューヨーク市公立学校精神遅滞学級におけるカリキュラムの変容―社会適応への重点化―.特殊教育学研究第52巻.2014年.
            
            ★教育指導内容
             ・多様なニーズのある子どもへの教材や指導法について調べ、子どもの特性に応じた教材制作を経験します(教材研究)。
            ・新聞、特別支援教育関連の雑誌、学術誌等から特別支援教育に関わる資料を収集・分析、プレゼンテーションとディスカッションを、 グループワークや個別ワークにより行います。
            
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            
            ★指導方針
             疑問に思ったことに対してすぐに答えを出すのではなく、じっくり調べたり、ゼミの中で考えや意見を交換したりしながら、 特別支援教育の課題について一緒に考えていきましょう。
            
            
 
            専門 特別支援教育、肢体不自由教育、インクルーシブ教育、アダプテッドスポーツ 
            ★教員の研究内容 
            ・肢体不自由児の一人一人の実態に応じた授業作り、指導目標・指導内容の設定と評価について
            ・肢体不自由児の自立活動の指導について
            ・地域の小・中学校における肢体不自由児の合理的配慮に関する研究
            ・障害を有する児童生徒の体育指導における指導方法・配慮と教材の開発
            ・アダプテッドスポーツ(障害者スポーツ)の指導法の開発 
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・(共著)特別支援教育の指導法[第2版] 肢体不自由・病弱の指導,(教育出版、2016)
            ・障害児の通常の学級での体育学習における合理的配慮に関する調査研究,アダプテッド・スポーツ科学,2017
            ・NSUCO眼球運動検査とアイカメラ計測による脳性まひ児の眼球運動の分析,アダプテッド・スポーツ科学,2018
            ・日本障がい者スポーツ協会、障がい者スポーツ指導者協議会研修部員
            ・文部科学省 学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者 
            ★教育指導内容
             障害を有する児童生徒の授業づくりについて、理念と実践の両面から学びます。障害特性や心身の発達の特徴に応じた指導のあり方について各自がテーマを選んで演習形式で発表、討議を進めるとともに、
            特別支援学校の参観や障害を有する人たちに接する機会を持ちながら、学生が主体的に学び教職を担う上での資質や態度を養うことを目的に進めていきます。
            
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            以下のような、特別支援学校や地域の小学校・中学校における肢体不自由児教育に関する課題に関する研究を扱います。
            ・肢体不自由児の教科および自立活動の授業分析
            ・地域の小学校・中学校および高等学校における特別支援教育に対する現状と課題
            ・肢体不自由児の指導における教材開発及びICTの活用
            また、アダプテッドスポーツに関する指導法等についても扱う予定です。 
            ★指導方針
             子どもにとって「楽しい授業」とは、わかった、できたが実感できる授業と考えます。教員を目指すゼミ生自身が知識や技能を習得するだけでなく、 自ら考え、判断し新たな発見を見つけられるような指導を進めたいと思います。
            
 
            専門 社会科教育学
            ★教員の研究内容 
             学校における社会認識と市民的資質の形成について勉強しています。社会科教育学は社会諸科学と往復関係を持つ教育学の一領域です。歴史的な手法による研究を中心としています(特に戦前期公民科教育史研究)。
            
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            ・実業補習学校公民科のカリキュラム
            ・青年訓練所における公民教育―修身及公民科の教科目標・カリキュラム・教科内容―
            ・旧制中学校における公民科の導入1・2
            ・青年学校における修身及公民科(1)~(6)
            ★教育指導内容
             社会科の教師を目指す人はもちろん、社会科の基礎となる、教育・政治・経済・社会・地理・歴史等々に関心をもつ人はどうぞおいで下さい。各分野の学問的成果を踏まえながら、広く「教育」と「社会」について考えていきたいと思います。また、自分で考えていくための様々な方法についても学んでいきます。
             本年度前半は「モノをつくる授業」の追体験を行い、社会科の教育内容と教材について考えてみたいと思います。 具体的には、黒曜石製石器、鹿角製釣り針、火起こし器等の作成とその利用に取り組んでみたい。後半から社会科関連文献の検討に進みます。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            ・モンゴル襲来を捉えなおす
            ・中国と日本の歴史教科書記述の比較―『中国の入門歴史』における日本に関する記述についての一考察―
            ・台湾国民中学校歴史教科書における日本関連記述の変遷—『認識台湾』を中心に—
             最近は、様々な視点から、日本を諸外国(とりわけアジア諸国)との関連の中で捉えなおす卒業論文が主流でした。 過去には、世界遺産、コーヒー生産と私たちの生活、学校教育と武士道等々各々の多様な問題関心に基づく卒論がありました。
            ★指導方針
            文字と仲良くなるだけでなく、外に出て体験的に学ぶことも目指します。出来れば海外での学習や交流も行いたいと思います (この間、ゼミ旅行ではヴェトナム、韓国、タイ、台湾を訪問しました)。世界的な視野のもとに、自立して考え、意志決定し、
            行動できる「社会人」としての力を育成していきたいと思います。
            
            
 
            専門 教育社会学・生涯学習論 
            ★教員の研究内容
             教育社会学の観点から、「学ぶ」とはどういうことなのかについて、また特に若者のアイデンティティ形成においてどのような「学び」が求められているのかについて、
            研究している。理論的には、英国の社会学者や政治学者のシティズンシップの思想に注目している。このような立場から、最近は同じような問題関心を持つ英国の研究者との
            共同研究のプロジェクトを準備している。
            ★代表的な研究業績、社会活動など
            「T.H.マーシャルにおける、シティズンシップ、帰属意識と社会的包摂 -「忠誠心」と「社会遺産」の概念を軸にした『シティズンシップと社会階級』の再解釈の試み-」
            Youth Identity under the Fluidisation of Labour from mid 1990s onward in
            Japan
            ★教育指導内容
            9月のゼミ研修は、八ヶ岳にある幼稚園に行って、園児たちの前で創作した演劇を披露することになっています。自分たちで原作を選び、脚本を書き、配役を決め、演技の練習をし、幼稚園の舞台で1回きりの公演を行います。春期はそれがゼミ学習の中心になります。
             秋期は、教育社会学のテキストを読み、発表をもとに討論します。今年は、本田由紀『軋む社会-教育・仕事・若者の現在』河出文庫、2011年を読んでいます。
            ★ここ2年間に指導した卒業研究、または今後想定される卒業研究テーマの例(4点程度)
            『学校の怪談-子どもが創り出す「恐怖」の役割-』
            『一九六〇年代アメリカ補償教育のその後-低階層の子どもたちとヘッドスターと計画』
            『「わかる」ということ-老子『道徳経』が教えてくれること』
            『現代における反抗期獲得の重要性とその困難』
            ★指導方針
            教育社会学の方法によって「学び」の世界を探る、というのがゼミの基本的方針です。 
            
            
            
            
            
世田谷キャンパス